マパールに携わる人々: Iris Heck

プフォルツハイムのマパールで商業組織のチームリーダーとして、イリス・へックは部署や拠点での内部プロセスを改善するためにプロセス関連の変更を推進しています。

Iris Heck, Team Leader Commercial Organisation at MAPAL in Pforzheim.

見積書であれ、顧客注文であれ、コマーシャルプロセスが遅れている場合、イリス・へックは最適化の必要性を明らかにし、是正措置を開始します。彼女は産業界での仕事の多面性に常に魅了されてきました。

「私たちは部署と拠点間の商業プロセスを分析し、継続的な改善を図っています。「関係するすべての分野の利害を考慮し、共同でソリューションを考案することが課題です」とイリスは自身の専門的な活動の核心について語ります。

産業事務員の資格を持つ彼女は、2003年から同社に勤務しています。マパール・アーレンでは、仕事と並行して経営学の学位を取得しました。2014年にはグループ内でプフォルツハイムのMAPAL WWSへ移動しました。そこではPCDツールの世界最大かつ最新の生産設備で高性能・高精度なツールが開発・生産されています。「マパールは近年、力強く成長しています。カールスルーエに引越してもグループに残れたことは私にとって素晴らしいことでした」とイリスはグループ全体のネットワークで実現できるプロフェッショナルな機会を評価しています。

MAPALに移動した後、彼女は仕事と並行してVWAカールスルーエで学士号を取得しました。

「この間、特に重要だったのは、仕事と勉強を両立させることでした。その際、会社から積極的にサポートをしてもらいました。さらなる研修の成果を日々の業務に生かすことで会社に感謝を示しています」

共同ソリューションの発見

MAPALでは、常に市場のニーズに応えることが特に重要です。現在のプロジェクトは、顧客のニーズに期日通りに対応できるように、スループットタイムを最適化することです。16人のチームにより、社内のあらゆる作業ステップがテストされます。また別のプロジェクトでは、イリスは顧客側のプロセスをより円滑に進めるために、マパールの知識データベース(MAWIS)内の情報の標準化をサポートしています。「改善の余地は常にあります。そのため私は常に構造やプロセスに疑問を投げかけ、同僚の日常業務を簡素化することに努めています」と自身のモチベーションを要約してこう語っています。 

偏在する変化

An office situation with a couple of colleagues.

デジタル化に関しては、一方ではワークモデルの柔軟化を通じて、他方ではデジタルソリューションの統合を通じて、彼女自身のワークエリアも大きく変化しています。ツールはローカルなソフトウェアからクラウドソリューションやコラボレーションツールへと変わりつつあります。しかし企業内の一般的なプロセスもまた、デジタル化によって加速しています。イリス・へックは一例としてデジタルトランザクションファイルをあげます。ここでは入ってきた顧客注文がSAPシステムに転送され、対応する顧客注文に割り当てられます。

「デジタルソリューションは日常業務を簡素化してくれます。これによりお客様のニーズや市場に迅速に対応することができるようになりました」。

さらなる発展でゴールに到達

言うまでもなく、従業員がデジタルサービスを利用する際の障壁はできるだけ低くするべきです。この前提条件は、マパールではすでに十分に実践されています。多くの用途にオンラインのトレーニングが利用できます。さらにタイムマネジメントから語学講座、各種ツールの応用、マネジメントセミナーまで、幅広いトレーニングコースを提供しています。「エキサイティングなトレーニングコースを終了し、プロフェッショナルとして成長する機会がこれまでに常にありました」と現在、商業組織のチームリーダーを務めるイリスはまとめます。彼女はすでに今後のチャレンジを楽しみにしています。

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